2013年12月12日
離婚時に問題となるローン支払中のマイホーム
ここ数年、金利が低いこともあって、
比較的若い年齢でも、住宅ローンを組んでマイホームを購入されるようですね。
家族のためにマイホームを購入して、この先の人生をHAPPYに生きよう

そのためのローンなら、全然苦にならない

そういう夢と希望に満ちたマイホームでしたら、
と~っても喜ばしいことです。
ただ、このローン支払中のマイホームが、
一転して大きな問題を抱えた箱に変身することがあるんです。
それは、離婚。
夫婦関係が破綻して離婚を考え始めたとき、
二進も三進もいかない状況に追い込まれるケースが相当数あります。
「 家の問題がなくなるまで離婚できない!」
実際にそんなケースもあるのです。
問題として分けてみると・・・
【 返済の問題 】 どちらがどう返済していくか?
【 ローン契約上の問題 】 二人の取決め事項が契約違反になっていないか?
【 名義の問題 】 所有権を移転できるのか?
【 税金の問題 】 名義を変えると税金がかかる?
などなど。
仕事上、ローン支払中のマイホームで苦悩している方に接しているので、
家を買うときには 慎重に と思わざるを得ません。
できれば、
・ 住宅ローンを組んだら、夫婦円満に過ごそう
・ 離婚はローンを完済してからにしよう
そう言いたいです。
くれぐれも、
「 家を建てれば、この夫婦関係も何とかなる!」
そう思わないようにしてください。
絶対にそうはなりませんから。