2015年02月25日
納得のいく離婚には、どれだけ自分の弱さに向き合えるかが鍵
最近つくづく感じていること。
それは、離婚問題に向き合うということは自分の弱さに向き合うことなんだ、ということです。
相手と話しをしたくない
相手の顔も見たくない
相手の存在さえも忘れたい
離婚協議の渦中にいるときは、多くの人がそう思っています。
それはなぜか?
それは、相手のことを考えただけで、イヤな気分になるからです。
ストレスを感じるからです。
怖いからです。
怖いがゆえに自分がおびやかされる、揺らぐ。
その自分を支えきれないでいる自分の弱さを見つめるのが、また怖いんですね。
当然です。
怖いから逃げる。
反対に、怖いから攻撃に転じる。
怖いから適当なところで手を打つ。
わかります。
そうするしかないときも確かにあるでしょう。
でも。
納得のいく離婚からは遠くなります。
だから。
納得のいく離婚をするには、どれだけ自分の感じている怖さ、自分の弱さに向き合えるかが鍵になってきますね。
自分の弱さに向き合う。
どうやったらいいのか分からない方もいると思います。
まずは、いま自分が感じている気持ちに気づく(意識する)ことから心がけてみてください。
言葉にして実況中継できるほど、自分の気持ちを意識してみてください。
2015年02月13日
コーヒーミルを買ったときの想いが思い出されました
昨日、娘の友だちが家に遊びにきました。
( 私は現場にはいなかったのですが )
友だちがコーヒーが飲みたいと言うので、娘がコーヒー豆とコーヒーミルとドリッパーを出してあげました。
すると、そのコーヒーミルで豆を挽きながら彼女が言ったそうです。
「こうやってコーヒーミルでゆっくり豆を挽いて淹れたコーヒーを飲むような心にゆとりのある生活を送りたいな」
その一連の出来事を娘から聞いて、ハッ!としました。
私が手回しのコーヒーミルを買ったときの想いが、まさにその言葉どおりだったから。
私がミルを買ったのは、確か子どもが生まれて間もない頃。
子育てで自分の時間が全くなくて心がささくれ立っていたときに、
「これじゃいけない!」と思って、
せめてコーヒーを淹れる時間だけはゆったりと丁寧に淹れよう
いつか来るゆとりのある日々に想いを馳せながらコーヒーを飲もう
そう思ってわざわざ電動ではない手回しのミルを買ったのでした。
いつしか忘れていたその頃の想い。
それがこんな形で思い出されるとは。
ただ思い返してみると、潜在意識からは消えていたとはいえ、心がけだけはきっちり守っていました。
ミルでコーヒー豆をガリガリ挽いているときは不思議と無心になれたし、コーヒーを淹れるときは丁寧にお湯を落として「美味しくなぁれ」と心の中で唱えているし。
コーヒーを淹れる時間が自分に平穏をもたらしてくれていた意味に、彼女が家に来た事で昨日あらためて気づきました。
過去の私から未来の私へのプレゼント。
あぁ、なんだか嬉しい。
2015年02月10日
2015年02月06日
相手のイヤなところが目につくとき
相手のイヤなところが目につき始めると、
イライラしますね。
もっと進むと、怒りが湧いてきますね。
例えば、
・ 時間を守らない。
・ 脱いだ服を片付けない etc.
そこで、
あなたのそういうところがイヤなのよ!
と、爆発したりします。
実は、すごく気になることや目につくことは、
自分自身とても憧れているのにできないこと
だったり、
自分がすごく嫌っている自分の性質
だったりすることがあります。
上の例えでいくと
・ 時間に縛られずに自由に生きたいとよく思っている
もしくは反対に
・ いつもどうしても時間に遅れがちな自分に嫌悪感を感じる
というようなこと。
それを相手が堂々と行うものだから、
怒りに火がつく
ことに繋がります。
そう考えてみると。
目の前の相手を排除したからといって、
自分自身が自分が抱える問題を解消しない限り、
人を変え、場所を変え、時を変え、
必ずイヤな状態がもたらされる。
そう言えると思いませんか。
別の見方をすれば、
目の前のイヤな相手は、
自分を成長させるチャンスを与えてくれてる人。
そう言えると思いませんか。
まずは自分の傾向を自覚すること。
それがスタートです。
最近、イラっときたことありますか?
ここ1か月でイラッときたことを書き出してみてください。
で、ぼーっと眺めてみる。
何か気づくことはありましたか?
2015年02月04日
1月はご相談が多かったです
今日は立春。
今年に入って既に、1か月と数日が過ぎていたんですね。
あまりの時間の早さに驚きです。
この1か月間を振り返ってみると、1月はご相談が多かったです。
考えてみると、昨年も1月は多かったんですよね。
なぜ1月に相談が多いのか?
1月に、離婚について真剣に考えよう!と思う方がなぜ多いのか?
( なでしこ離婚相談室に限った特徴かもしれませんので悪しからず )
少し振り返りながら分析してみました。
〇 新年を迎えて新たな一年にしたいと思った
〇 年末年始に夫婦でいる時間が多く、つくづくイヤになった
〇 相手の親戚と付き合っていくことが無理だとわかった
〇 お正月でさえも無視されて心が凹んだ
〇 年末年始の義務を果たし、これから行動したい
〇 年度末までに決着をつけるには今から動かないと
※相談者に直接うかがったわけではなく、あくまでも私の推測です。
どうでしょうか?
ただこれらは、
必ずしも 【 離婚 】 を考えているというものばかりではなくて、
夫婦関係を見つめ直したいというものも含まれています。
共通して言えるのは、
普段は夫婦で向かい合わなくても済ませられることが
クリスマス~歳の暮れ~お正月は
どうしても夫婦や家族で一緒に過ごす時間が多くなって、
相手のイヤなところばかりが目についてしまい、
もうやってられない! とか、
このままじゃマズい! と、
心底思ってしまった…ということですね。
このことが1月に相談が多い理由に繋がっているのかなと思います。
このままじゃマズい!というのが例えば、スタートだとして、
そこから 【 離婚 】 に向かうのか、
夫婦関係の立て直しに向かうのか、
それは人それぞれ。
どうするのが良いか?と、つい聞きたくなりますけど、
正しい答えはありませんので、
いつも私も一緒に考えてさせていただいています。