2010年05月18日
敵に息をさせるな!
南アフリカW杯へのカウントダウンも佳境に入ってきた今日この頃。
先日、久しぶりに書店に行ったら、目に飛び込んできた一冊

「考えよ!~なぜ日本人はリスクを冒さないのか?」
イビチャ・オシムの本です。
オシムのサッカーは、当時、私はあまり好きではなかったけど、
鈴木啓太を「水を運ぶ選手」として代表に固定させていた点は好きでした。
(何のこっちゃ!?)
岡田監督になってすぐに鈴木啓太も招集されなくなってしまったし、
山本昌邦さんもアテネオリンピック本戦で、
それまで主将としてチームを引っ張り予選を突破してきた鈴木啓太を外しました。
でもオシムは鈴木啓太を欠くことのできない選手だと評価していたんですね。
ジダンを生かすマケレレ。
デラックスな選手をよりデラックスにプレーさせるためにマケレレが必要なように、
例えば、俊輔を、遠藤を生かすために啓太が必要だったのにーーー

って、話しが逸れました

オシムのサッカーに馴染めなかった私ですが、この本を読んで、
あのままオシムが日本代表を率いていたら、W杯も面白いことになっていたかもしれない。
そういう気持ちになりました。
「敵に息をさせるな」 それが唯一の方法だ。
武将のように恐ろしいけど、日本人の特性を知り尽くした言葉かもしれません。
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