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2014年08月27日

『父親という病』を読みました




『 父という病 』 岡田尊司著-ポプラ社



以前、同じく岡田尊司さんが書かれた

『 母という病 』 を読みました。

母親との関係で悩んでいる人、

自分に起こる問題が実は母親からの影響を受けているという事実、

その母親自身も、実はその母親の影響が大きかったということ。

昨今の社会に起こる事件をみても

著者の分析にうなずける部分が多かったです。



そして今回は、父親。

読んでみて、どんな時代でも父親という存在が

子どもの成長に果たす役割はとても大きいということを

再認識しました。


父親の存在感が薄まろうと

その役割の大切さが薄まったわけではない。

母という病の実行犯は母親であったとしても

母親を追い込んだ本当の犯人は

父親であったかもしれないということだ。


そんな言葉が心に残っています。



( 妻にとって ) 良い悪いは関係なく、

子どもにとって、父親は父親。

ほかに替えのきかない唯一の存在です。

仮に離婚を選択し、

お父さんは子どもと離れて暮らすことになっても

子どもがお父さんの存在を感じられるように、

別れた夫婦は協力していって欲しいと願います。



  

Posted by 田中延代 at 18:30
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