2009年12月04日
なでしこ離婚相談室のボール
早起きして、’クラシコ’を観戦した。
’クラシコ’というのは、スペインリーグでの、レアルマドリッド vs FCバルセロナ の試合のことだ。
政治的に長く対立関係にあるマドリッドとバルセロナに拠点をおくチーム同士の対決は
毎回、サッカーファンの注目の集める。
今回は、バロンドールの候補者が6人も一緒にピッチに現れるという意味でも注目を集めた。
結果は、1-0でバルサ勝利。
今のバルサにはどこにもかないません、はい。(ルビン・カザンは勝ったけど)
クラシコの中継終了後、続いて、ナカムラシュンスケ出場試合を生中継するというので、
そのままテレビの前にいたけれど、時間は朝の5時。
現地スペインの時間は夜の9時。
夜の9時にキックオフ?
試合終了は夜の11時!
選手も観客もお疲れさまです。
そもそも日本では、サッカーと言えばデーゲームしかなくて、
ナイトゲームといえばプロ野球を指していたように思う。
日本でサッカーの試合を夜にやるようになったのは、
Jリーグが始まってからか?
Jリーグ開幕の、あの、夜空に花火を打ち上げたチェアマンの開幕宣言。
あの頃から、日本のサッカー界にナイトゲームが普及したんじゃないかなぁ。
思い出す限り、私が一番最初にサッカーのナイトゲームを観戦したのは、
90年イタリアワールドカップ、ローマのスタジオ・オリンピコ。
初めての夜のビッグスタジアムの最上席で思ったことといえば、
スキラッチってすごい!
な~んてことでは全然なくて、
照明に当たっては落ちてくる無数の虫をどうしたら気にせずに試合に集中するか!ってことだった。
南回りのフライトは疲れる。
ピザやパスタはイタリアで食べるに限る。
イタリアでは紅茶は飲んではいけない。
ゲルマンの人々はやたら体が大きい。
イタリアで学んだことはいっぱいあるけど、そのチャンピオンに輝いたのは、
「ナイトゲームは照明灯の下では絶対観ない」
イタリアの夜のスタジアムで学んだルールです。