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2011年05月16日

体の感覚に意識を向ける「フォーカシング」



普段、意識している人は少ないかもしれませんが、

人の気分や感情は、体の感覚に表れるんですね。


例えば

夫が私の誕生日に、前から私が欲しかったものをプレゼントしてくれた

→ 胸がワクワクした


反対に

夫から無駄遣いを責められた

→ 胃がキューッと痛くなった


嬉しい気持ちで 胸がワクワクする感じや

辛い気持ちで 胃がキューッと痛くなる感じ。

感情が体の感覚となって表れるのは、きっと多くの人が体験していると思います。



人は、元気なときはそんなことを意識しなくていいんですが、

何か問題があって悩んでいるときとか、

何かモヤモヤするようなとき、

そんなときは、この体の感覚に意識を向けるだけで楽になることがあります。



心や体が訴えているのに、気づかないフリで心にフタをしているときは、

その感覚に意識を向けて気づいてあげるだけで、癒しが進みます。

毎日、体の感覚を感じて、感じて、感じきってあげると、

完全に癒されて、その問題から解放されます。



また、感情の中にどっぷり浸かってしまって身動きが取れなくなってしまっているときは、

その感覚を意識して客観的に見れるようになることで、

その問題から距離をとることができるようになります。

適度な距離をとって、自分の感情に向き合うことができるようになるんですね。



来談者中心療法から生み出された 「フォーカシング」 という手法。

これから、なでしこ離婚相談室 でも取り入れていきたいと思っています。


  

Posted by 田中延代 at 18:47
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