2011年06月02日
平成22年の離婚件数(概数)
きのう 厚生労働省より
平成22年人工動態統計月報年計(概数)の概況 が公表されました。
合計特殊出生率が上昇した

数字だけ見れば少し嬉しい数字も見られますが、
私が最初に見るのは、やはり、離婚件数ですね。
平成22年の離婚件数は、25万1383組。
前年よりも1970組の減少。
婚姻件数は、70万213組。
前年よりも7521組の減少。
同居期間別の離婚件数を見ると、
相変わらず、同居期間5年未満が全体の3割強を占めていますが、
平成22年で目についたのは、
同居期間10年~15年未満と15年~20年未満の離婚が、
前年に比べて増加しているのと、
35年以上の離婚も増加していることです。
同居期間が10年~20年というと、
多分、子どもがいるとすれば小学生~高校生が多いでしょうし、
思春期にある子どもの精神的なケアも、離婚にあたっては大事になりますね。
食べ盛り、動き盛り、勉強盛りの子どもですから、
お金もいっぱいかかる時期である事が多いです。
離婚するのなら、そのあたりは親としてちゃんとしてあげて欲しいと思います。
同居期間5年未満の離婚は、たぶんまだ皆さん若いでしょうから、
すぐにではなくても、新しいパートナーと巡り会う機会も多いと思います。
前回の離婚で学んで成長した分、幸せな家庭を築いて欲しいと思いますね。