2012年10月25日
自分の人生の主人公は自分自身
NHKの夜ドラ 『 眠れる森の熟女 』
来週が最終回とあって、
物語も佳境に入っています。
専業主婦の主人公が、夫から、
久しぶりに再会した同級生と結婚したいからという理由で
離婚を突きつけられて、
迷いながらも前向きに生きようとする姿を描いています。
私は途中の回からしか観ていないので、
ちょっと話しが繋がらないところがあるんですが、
先週、今週と、印象的なセリフがありました。
まずは今週。( 先週のはまた次回 )
主人公から夫を奪ったその彼女が、
やっぱりあなたとは結婚しないと言い渡す場面で、
「 私は自分の人生を生きたいの 」 と。
奥さんからあなたを奪って、
息子さんに対しても罪悪感を抱えて、
そういう人生を選びたくない。
自分のための人生を生きたい。
そんなセリフでした。
人の家庭を壊しておいて、
何と身勝手な人だろうという見方もできます。
でも私は、
自分の気持ちに正直に、
自分を大切にしている姿勢が
そのセリフに表れていて
とっても気持ちが良かったんです。
生きていく上で、
周りの人とコミュニケーションを取りながら
良い関係を築いていくためには、
自分の根底で自尊心を持っていることと、
自己肯定力が高い状態であることが大事だと
最近の私は思っています。
そのためには、自分を大事にすることがまず必要。
この彼女が言うように、
罪悪感を抱えるながら生きることは
自分を大事にしている行為とは言えません。
罪悪感を手放す選択ができるのなら、
そうすることが自分を大切に扱うことになって、
行動できた自分を認め、好きになって、
結果、自己肯定力を高めることに繋がると思うんです。
言いにくいけど、
その場の雰囲気に流されないで
自分の気持ちに正直に、
自分の気持ちを大切に、
相手に伝えて行動していく。
そういうのが大事だなって、
ドラマを見ながら、うなづいていました。
自分の人生は、誰でもない、自分自身が主人公ですからね。