2010年12月18日
父親も子どもを愛しています
最近、離婚当事者の男性と話していて特に感じること。
それは、
父親も子どもをとっても愛しているということ。
夫婦が離婚となると、子どもがいれば
母親が子どもを養育していくケースがやはり多いですが、
以前も書きましたが、それまで育児に積極的にかかわってきた父親ほど、
子どもと離れること、子どもの成長を日々見れないこと、子どもと触れ合えないこと、
その現実が辛くてたまらないんですね。
母親は、男だから子どもがいない方がきっと清々するに違いない
と思いがちですが、どうもそうではないようです。
これは立場が逆転すれば容易に想像できることだと思います。
もし、あなた(母親)が子どもと引き離されてしまったら?
今度いつ会えるかわからない状態だったら?
「それなら死んだ方がマシ!」
と、おっしゃった母親もいるほどです。
母性、父性の差はあるにせよ、個人的な痛みはあまり差はないのかもしれませんね。
離婚後の面接交渉は、子どもの権利だと私は理解していますが、
離れて暮らす親も、子どもを愛しています。
離婚後の面会が気持ちよく行われるよう、元夫婦が協力できるためには、
離婚の仕方が重要だし、話し合いも不可欠です。
二人で冷静な話し合いができないときは、第三者を入れてることも有効だと思いますよ。