2013年03月25日
離婚問題は2つに分けられる
離婚話が持ち上がると、それが解決するまで
当事者は苦悩の日々を送ることになります。
この期間が、長い方もいれば比較的短い方もいらっしゃるんですが、
どちらにしても、その悩みの重大さに変わりはありませんね。
離婚に関する問題は、大きく2つの分野に分けられると思います。
1つは、離婚手続きなどの実務的な問題。
もう1つは、離婚問題で直面した精神面(心)の問題。
手続きが進んでいくに従って、
実務的な問題はひとつひとつ解消されていくので、
気持ちの面でも区切りがついていくのは確かです。
ですが、往々にしてあることなんですが、
気持ちがもやもやしていたり、
悲しみが全く消えない、むしろどんどん深くなっていく
そんな心を抱えているのに、
区切りがついたから気持ちの整理もつけなきゃいけない!
と頑張ってしまうことがあります。
これは、自分のツラい気持ちにフタをしまっている状態です。
決して、気持ちが解消したわけではないんですね。
心の奥底に潜っているだけなんです。
そのままにしておくと、後々、ある出来事をきっかけに
その気持ちが何倍にも大きくなって再浮上したり、
気持ちが解消されていないために、
次の生活や新しいパートナー選びで苦労することもあります。
実務面の解決。
心理面(心)の解決。
どちらも同じように大事だと、私は思っています。
その方によって、どちらを優先させた方がいいのかは、
お話しを伺ってから提案しています。。