2011年01月18日
基準は「自分の幸せ」
相談室でお話しをうかがっていると、
ずいぶんと長い期間、辛い時間を過ごされてきているんだな、と
思うことが多いです。
夫婦仲が冷め切っていたり、浮気をされていたり、生活費をもらっていなかったり、
浪費をされていたり、精神的DVともいえる状況だったり、
人それぞれその過酷さは違いますが、
数ヶ月~長いときは数年、ほんとうによく辛抱しているね、と思わされます。
人は、辛い状況にいると、辛さを感じないように鈍感になっていくようです。
感情が麻痺していくんですね。
それは自分を守る防衛本能だから、仕方ないことかもしれません。
だから自分で気がつかないうちに、どんどん深みにはまってしまうのでしょう。
でもそんな時でも、ふとしたキッカケで 「あれ?何か変?」 と気づくことがあります。
そのときに、客観的に自分を見ることができたら、ちょっと考えてみてください。
自分は幸せか。
自分は自分を大切にしているか。
誰のためでもなく、「自分の幸せ」 を基準に考えてみてくださいね。