2011年01月25日
離婚家庭とシェアハウス
少し前に、ラジオで知ったんですが、
母子(父子)家庭等のシングル子育て世代と独り暮らしのシニア世代の シェアハウス を
東京の不動産会社が企画し、
その説明会が毎回、満員になるほど注目を集めているということです。
なるほど!
シニア世代は家に空き部屋や空きスペースがあることが多く、日中、家にいることが多い。
独り暮らしだと、防犯上の心配もある。
シングル子育て世代は、住居費の負担も大きいし、
働いている間、子どもを独りにしておくことが心配。
そんな両者を上手く結びつけての シェアハウス なんですね。
いいかも~ですね。
この企画話を聞いて思い出したのが、離婚家庭のシェアハウスです。
なでしこ離婚相談室 でも、いつも悩みのトップにきているのが、
ローン付きのマイホームなんですね。
離婚となれば、潔くマイホームを売って、売買代金を折半すればスッキリできるんですが、
建てたばかりの家だと、売ったとしてもその売買代金でローンを完済することはできず、
借金だけが残ってしまうオーバーローンの状態が多いです。
それがわかると、最終的にほとんどの場合は、夫か妻のどちらかが
ローン付きのマイホームを引き受けることになるんですが、
その後の生活はかなり厳しいです。
そんなケースで、以前、知り合いのFPさんがおっしゃっていたのが、
「誰かと シェアハウス できないですか?」
ということ。
例えば、離婚して妻は実家に子どもを連れて帰り、
夫がローンを払いながら家に住むというとき。
当然の事ながら、子どもには養育費も払うわけです。
このご時勢、ローンの支払いと養育費では、かなり家計を圧迫します。
そんなとき、独りでは広すぎるくらいの家ですから、
シェアハウス して、家賃収入を得ることも確かにひとつの方法ですよね。
友達、同僚、後輩、はたまた同じ離婚経験者を同居人として選んだりして。
新しい形の シェアハウス ・・・ いいかもしれません。