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2012年07月19日

正しさを主張すると関係にヒビが入る



夫婦間の問題は、離婚問題を筆頭として

夫と妻の利害関係が絡み合うので、

何とかして相手に非を認めさせよう、

自分の正当性を証明しよう、

という方向に皆さん向かいがちです。



苦しんでいる最中は、

誰が見たって相手が悪いんだと言ってくれれば、

結果に対しても自分で自分を納得させられる

そう考えると思います。

心の均衡を保つためにも、

相手の方が悪かったんだと証明したいですよね。

こっちは何も悪くない。

私は正しい。

相手が間違っている。

そう思ってこなければ、

ずっと前に心が折れてしまってるかもしれないし、

ここまで頑張ってこれなかったかもしれません。



ただ、夫婦 ( 人間 ) 関係は、

自分の正しさを主張すればするほど、

ヒビが大きくなっていくものなんです。

たとえその時は相手を言い負かすことができたとしても、

修復には遠く、

見えないヒビだけが大きくなってしまってます。



自分の正当性はひとまず置いといて、

二人の関係には何が必要なのか

そこを探るエネルギーも持ってみませんか?

正しい、間違っているだけではない、

お互いの気持ちが見えてくるはずです。

より深いことに気づくはずです。

自分の正しさが証明できるよりも

もっと心地良い安堵感が得られるかもしれませんよ。


  

Posted by 田中延代 at 17:21
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