2009年10月18日
財産分与
財産分与というのは、
離婚に際して、婚姻中に夫婦が協力して築いた共有の財産を清算することです。
結婚していれば、家財道具や車、不動産、預貯金など、
たいていの場合は夫婦の共有財産が増えていきますね。
それらの財産を、婚姻を解消するにあたって分け合うのが財産分与です。
夫婦が協力して築いた財産ですから、
名義がどちらか片方になっていても共有財産とみなされます。
一方で、結婚前から持っていた財産や
結婚後でも親から相続した財産、贈与された財産等は固有の財産であって、
共有財産とはなりません。
また、プラスの財産ばかりでなく、マイナスの財産=借金も分与の対象です。
さて、離婚が避けられない状況となり、財産分与の話し合いをしようとしても、
そもそも財産がどれだけあるのかわからないという場合があります。
財産の管理は夫に全て任せていたので、預貯金がどれだけあるのかわからない。
そういう場合は、夫が出してきた財産目録を元に話し合いをするしかないですね。
財産目録が信用できない・・・
そういった事態を避けるためにも、普段から財産管理を一方に任せっきりにするのではなく、
我が家の財産はお互いが把握しておきたいものです。
離婚の危険があるなしにかかわらず、
年に1回でも、夫婦で我が家の家計や財産状況を見つめる機会をもちたいものです。
なでしこ離婚相談室
夫の4人にひとりは離婚後5年以内に再婚している
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