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2010年10月29日

調停は3回が目安なのか?



なでしこ離婚相談室 には、調停を申し立てられた側 (=相手方) の方も多くおみえになります。

調停は基本的に話し合いの場ですので、どちらが申し立てようが、結論の優劣はありません。

ただ、申し立てるときは相手方の住所地を管轄する裁判所に申し立てなければなりませんので、

場所的に好都合・不都合は出てくるでしょうね。



最近、相談者のお話を聞いていて感じたことですが、

どうやら調停(調停委員)は、回数で3回をメドに調停をまとめようとしているようですね。

あくまでも、私の所感です。


3回ですと、

1回目はお互いの言い分を言い、

2回目は条件のすりあわせ、

3回目で譲歩と合意で調停成立

という流れになるんでしょうか。


ですので、1回目で対立していて、2回目でも話しが平行線ですと、

調停委員としては、いくら話し合っても平行線だと考えて、

調停は不成立で終了させることを示唆するかもしれません。

3回目も同じ事だったら、調停という公の場を利用することはムダともいえますもんね。


ただ、この調停委員の進め方(態度)が耐えられない方も現実にいらっしゃいます。

相手とは話しにならなくても、調停委員さんが上手く取り持ってくれて、

気持ちも汲んでくれて、(自分にとって)良い合意点を探ってくれる・・・

そんな淡い期待を持って調停に臨んでいればいるほど、

この調停委員の態度にはショックを受けるでしょうし、

物言いもきつく聞こえて追い込まれた気分になってしまうのだと思います。


どうやら、調停は3回 だと思っていた方が良さそうですね。

その方が対策も具体的に練ることができますし、

調停委員の態度や物言いに過度に反応しなくても良くなります。

あ!もちろん、すべての調停が3回までで終了ってことではないですよ。 

お互いに調停の場で解決しようという意思が見えれば、

もう何回かは開いてもらえるでしょう。

あくまでも、私の希望ですが。




なでしこ離婚相談室
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Posted by 田中延代 at 12:45
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