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2011年06月14日

長男というもの



長男 = 跡継ぎ

という意識は、昔に比べれば薄れてきていると思うんですが、

ご相談を受けていると、そうとばかりは言えないんじゃないかと思うときもあります。



妻は家に入ったんだから、うちのやり方に従ってもらう。

できないんだったら出ていってくれて結構。

そもそも、結婚するときに同居することはわかっていたはず。

妻か両親か、どっちを取るの?と言われれば、そりゃ親でしょ。

親を裏切ることはできないです。



ここまではっきりは言いませんが、こういうケースって想像以上にあります。

この場合の 「親」 というのが、「母親」 であることも、また多いです。



妻は、同居するのが条件で結婚したとはいえ、

結婚前の恋愛時代には考えも及ばなかった日々が実際に訪れたとき、

今のご時世だと、我慢や辛抱は長く続きません。

そんな時に夫が妻に寄り添ってくれれば、夫婦として成長していくんでしょうが、

夫が母親側についたら、妻は途方に暮れることになりますよね。



息子が自分の味方だったり自分の言いなりであれば、

母親としては嬉しいとは思いますが、それってどうなんでしょうね。

何か非常に歪んだものを感じてしまいます。



長男も、家を継ぐんだという意識は素直に立派だと思います。

それが、家にいれば安泰、とか、親に従っていれば上手くいく

という考えではなく、

新しく妻という自分自身の家族が増えるわけですから、

家族の中に新しい風を吹き込んでくれる妻を尊重して、

自分も柔軟に対応して、家族の形を進化させていって欲しいと思いますね。




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Posted by 田中延代 at 18:28
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