2011年11月22日
養育費は子どもの将来を想像して決めましょうね
離婚する夫婦に子どもがいるときには、
どちらか一方を親権者と定めなければ
そもそも離婚自体ができません。
親権者(+監護者)にならなかった親は、
実際に一緒に暮らして育てることができないので、
養育費を払うことで、その自分の子を養育することになるわけです。
離婚時に、子どもが中学生や高校生であれば、
この子が今後どういう進路を選択するかということを考えたときには、
なんとな~く青写真が描けて、
そのためには養育費の額がこれくらいは必要だよね、
という合意もしやすいんじゃないかと思います。
ただ、子どもが乳幼児とか幼稚園児くらいの年頃の場合、
今はミルク代とおむつ代、それに服代くらいしかかからないから、
養育費もそんなにもらえなくてもやっていける、
なんて考えて、少ない額で合意したりしていませんか?
確かに今は、考えている額でOKかもしれません。
でもね、子どもって着実に大きくなるものなんですよ。
それもだんだんと加速度がついて。
幼稚園に納める金額。
小学校に納める金額。
中学校に納める金額。
高校に納める金額。
それ以外に、習い事で必要なもの、
入学用品で必要なもの、
部活で必要なもの、
修学旅行も行くし、(最近の高校生は海外にも行きますよ)
ケガや病気もしたりします。
それらを全部、養育費としてもらおうというのとは話が違いますが、
子どもが親元を離れるまで、
成長を追うようにお金のシュミレーションもしてみましょう。
今のまま子どもはいてくれません。
将来をしっかり想像してみましょうね。
ひとりでは、想像がつかない方は、
なでしこ離婚相談室 がお手伝いしますよ。
( 注:養育費の額を決めることはしません )
なでしこ離婚相談室
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