2011年12月21日
夫婦ゲンカのとき、女性は過去のことを持ち出しがち
夫婦ゲンカで言い合いをしていると、
そのケンカの発端となった出来事じゃなく、
妻が過去にあったことをアレコレ持ち出して来て
一緒くたに怒って、怒りが更にヒートアップしてしまう。
そんな状態に辟易している夫。
よく聞く話ですし、経験がある方も多いのではないでしょうか。
こういう時って、
そもそもケンカの原因って何だっけ?
という事態になっていたりします。
男女の違いの研究によると、
男性は、感情を半年程度で忘れてしまうが、
女性は感情をずっと覚えている とあります。
これを基に心理学的に考えると、女性の心の中では、
ある事件が起こって、夫婦ゲンカ勃発
↓
「怒り」
↓
同じ「怒り」を感じた過去の出来事が呼び起こされる
↓
更なる怒り
↓
「怒り」をキーワードに次々と過去の出来事が出てくる
↓
「あのときも、あのときも・・・」と夫にぶつける
こんなことが起こっているんですね。
夫としては、あれもこれも一度にぶつけられて、
たまりません。
妻の言葉をまともに聞いている夫だったら、
「あの時、本当はそんな風に思っていたのか・・・」
「それは終わったはずじゃなかったのか・・・」
と、ショックを受けて、妻不信に陥るかもしれません。
あっけにとられて、妻の怒りの表情しか目に入ってこない夫だったら、
それからしばらくは妻の顔を見るたびに、その表情を思い出し、
いや~な気分になって家に帰るのが苦痛になるかもしれません。
一方、妻はといえば、
最初は
スッキリした!
と思うかもしれませんね。
でも次第に、自分の行動 (勢い余ってアレコレ言ってしまったこと)に対して、
嫌悪感を抱くかもしれません。
夫との関係がギクシャクすれば尚更ですね。
この流れは、妻が過去にの出来事で 「怒り」 を感じたときに
その怒りを上手に解消してこなかったから起こる流れなんですね。
もっと掘り下げると、
小さい頃の家庭環境や人間関係にたどり着くことが多いです。
ただ、それは本格的な取り組みが必要になってきますので、
ここでは表面的なことだけにしたいと思います。
ですので、女性はいろんな出来事に触れて感じる強い感情
怒り、悔しさ、淋しさ、悲しさ etc.
そういった感情を、できればその都度、
上手に解消できれば、
過去のことを再び思いだして
今以上の怒りに震えなくてもよくなるんですね。
夫との関係を破滅に導きたいのならともかく、
夫婦仲良く、自分も成長していきたいと思う女性は、
そんなことも少し頭に入れておいて欲しいと思います。
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