2012年03月07日
夫が浮気しているようなんです
「 夫が浮気しているようなんです 」
そういって相談に来られる方のほとんどは、
夫の浮気についての確証を持ってらっしゃいます。
送受信メールの記録だったり、
調査会社の報告書だったり。
中には、既に夫に証拠を突きつけてみたけれど、
完全に否定された、
逆ギレされた、
という方もいらっしゃいます。
単に、
もしかして浮気してる?
という初期の段階で相談にいらっしゃる方は少ないのが
現状だと言えますね。
夫が浮気しているかもしれない!
と妻が不審を抱くということは、
夫の行動や言動に不自然な点が目につき始めて、
そこに女性独特のカンで判断が加わるわけですから、
私は個人的には、5割~7割は当たっているんじゃないかと思います。
何かおかしい・・・
と不信感が芽生えたときには、同時に
裏切られたかも、という悲しみや
本当だったらどうしよう、という不安、
何してんねん!という怒りなどの感情が
ぐるぐると代わりばんこで胸の中を駆け巡りますから、
勢いで、夫のケータイを見てしまったり、
夫の友人に探りを入れたり、
夫を密かに監視(追跡)してみたり、
調査会社に調査を依頼したり、
とにかく、本当かどうか確かめたいあまりに
証拠を掴むための行動を先に起こしてしまいがちです。
確かに、行動することは大事なことですね。
思考や感情に捕らわれすぎて、動けなくなってしまうときもありますから。
ただ、ここでもっと大切なことは、
夫の浮気がはっきりわかったら自分はどうしたいのか、
それでも夫と夫婦を続けたいのか、
それとも離婚したいのか、
その自分の本心を一度みつめてみてから
行動を起こす。
それが一番大切だと思います。
本当に夫が浮気をしたのなら、
その浮気という行為は100%夫に責任がありますが、
その下地となった夫婦関係を作ってしまったのは、
妻にも夫にも半分ずつの責任があるのだと思います。
夫が外の女性に気持ちが向いてしまった状況を、
妻も少なからず作り出していた。
そう考えることができれば、
浮気の調査に使うパワーを、
夫婦の絆を回復するパワーに使えるのではないでしょうか。
夫の浮気が判明したら、自分はどうするのか?
別の女性とのメールを読んで、
問い詰めた夫が浮気を認めて、
調査報告書で黒だとっわかって、
傷つかない妻はいないでしょう。
わかってもわからなくても、結果的には自分が傷つく。
だから尚更、後悔しないように、
行動する前に自分の方針を決めておくことが大事だと思います。
なでしこ離婚相談室
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